未経験からWebデザイナーとして稼げるようになるまでの手順

未経験からWebデザイナーになる 未経験からWebデザイナーになる手順
未経験からWebデザイナーになる手順

未経験からWebデザイナーになりたい、何から初めてどうやって進めていけば良いかな?

こういった方のために未経験からWebデザイナーになるまでの工程を纏めました。

Webデザインはそれなりに勉強や初期投資(パソコンやPhotoshop等のソフトの購入)が必要ではありますが、スキルを身につければ完全在宅で働けるうえに、会社員の給料以上に稼げる魅力的なお仕事です。

興味のある方には是非チャレンジして欲しいので、手始めにこの記事を読んでWebデザインで稼ぐための工程を学んでいきましょう。

この記事を書いた人

DoGgy(2級ウェブデザイン技能士)

30歳で大手メーカーの営業マンを辞めて未経験からWeb制作を独学。現在は在宅フリーランスとして月平均50万円稼いでいます。
当ブログでは「在宅ワークの初め方」や「Web制作」について発信中!

未経験からWebデザイナーになっても稼げる?

結論からいうと、未経験からでもWebデザイナーとして稼げるようになります。

実際に僕も未経験からWebデザイン(コーディング)の勉強をスタートし、2ヶ月後には初案件を受注。

いまでは月平均50万円ほど稼げています。

もちろん始めてすぐに稼げるようになった訳でなく、8ヶ月間は月収10万円にも満たない期間が続きましたが、コツコツ勉強してスキルを高める それまでと仕事の探し方を変えるなどして収入を伸ばしました。

僕がWebデザイナーになってからの収入の推移と、収入を伸ばすために行ったことは以下の記事で公開しているので、気になる方は読んでみてください。

Webデザイナーの初期費用

正直なところ、未経験からWebデザイナーを目指すとそれなりに初期費用が掛かります。

具体的には以下のアイテムの購入費用ですね。

  • パソコン
  • インターネット接続環境
  • Adobeの画像編集ソフト(Photosho、Illustrator、XDなど)
  • サーバーレンタル費用(テストサーバー、ポートフォリオ用)
  • 教材代(書籍・Webサービスなど)

うわぁ、結構お金掛かりそう。

たしかに未経験の段階で投資するのは怖いですが、初期投資を恐れて一歩踏み出せない人が多いからWebデザイナーの競争率が上がらないという側面もあるんですよね。

逆に、ここを乗り越えてWebデザイナーとして起動に乗り始めたらすぐに回収できる金額ですので、やる気がある人はぜひ覚悟を決めて投資しましょう。

初期費用の例は以下の記事で紹介しています。

まだパソコンを持っていない」「Webデザイナーに必要なパソコンのスペックがわからない」という人はこちら。

「自宅でインターネットに繋いでいない」「通信速度が遅いかも?」という人はこちら。

Webデザイナーになるための勉強

最初は何から勉強を始めたら良いの?

未経験からWebデザイナーを目指す人は、Webサイト制作の基本となる「HTML」と「CSS」の勉強から始めましょう。

単語に見覚えはあっても、「HTML・CSSが実際にどのように使われているのかわからない」人も多いと思いますので、導入として以下の記事を参考にしてみてください。

Webサイト制作の教材について

僕はWebサイト制作入門の書籍や、Web学習サービスを活用して独学オンリーでWebデザイナーになりました。

初案件を受注するまでの勉強時間と教材については以下の記事で解説しています。

プログラミングスクールとか通わなくてもWebデザイナーになれるの?

幸運なことに、Webサイト制作に関する教材は数多く存在するので、独学でも充分に実務レベルのスキルを身につけられます。

少し費用が掛かりますが「仲間が居たほうがモチベーションが保ちやすい」「質問ができる講師が欲しい」という理由でプログラミングスクールを選択するのも有りかな?とは思います。

このあたりは本人の性格にもよるので、「自分に合った学習方法はどっちだろう?」と自分の中で相談しながら決めましょう。

また当サイトでも基礎学習を終えた方向けにWebサイト制作のテクニックを発信していますので、今後の学習に役立てて貰えればと思います。

未経験からWebデザインの仕事を受注する方法

ここまで読んで「未経験のWebデザイナーに仕事を任せてくれる人って居るの?」と疑問に思った方もいるかもしれませんが、

  1. ポートフォリオを作成してスキルをアピールする
  2. クラウドソーシングを利用して案件に応募する

の2つを押さえれば、未経験からでもWebサイト制作の案件を受注できます。(筆者も同じ方法で初案件を受注しました)

STEP1: ポートフォリオを作成してスキルをアピールする

ポートフォリオ」とは自分の強みや経歴をクライアントへアピールするための作品のことで、Webデザイナーにとっては就活で作成する履歴書のようなものです

未経験だからアピールできるような経歴ないんだけど…。

それは当たり前のことなので無問題!

実績が無い人は架空の企業やブランドの公式ページ風のサンプルサイトを作成してWeb上に公開してポートフォリオとします。

クライアントに見せて「このサイトを作れる人ならウチの仕事を任せられそう!」と思って貰えるようなポートフォリオの作成を目指しましょう。

ポートフォリオの作り方の具体的な説明は以下の記事で行っています。

STEP2: クラウドソーシングで案件に応募する

ポートフォリオを2〜3サイトほど作成したら、クラウドソーシングサイトでWebサイト制作の案件に応募しましょう。

クラウドソーシングとは?
企業が自社の業務を不特定多数の働き手に業務委託をする雇用形態

クラウドソーシングなら未経験のWebデザイナーでも案件を受注できるの?

できます。というのも、全てとは言いませんがクラウドソーシングって報酬が安い案件が多いんですよね。

実績豊富なWebデザイナーはWeb制作会社に直接営業したり、既存の顧客から高単価な仕事を受注するパターンが多いので、未経験や駆け出しWebデザイナーにもチャンスがあるという訳です。

それって…受注できたとしても稼げないってことじゃん

その通りです。クラウドソーシングはあくまで「未経験からでもWeb制作案件を受注できて、経験と実績を積めるツール」と考えてください。

ある程度経験と実績を積んだらクラウドソーシングでの仕事探しは終わりです。

後ほどクラウドソーシング以外で仕事を受注する方法も紹介しますので、ご安心を!

話を戻しまして、クラウドソーシングサイトはいくつか有りますが、クラウドワークスCraudia(クラウディア) などの利用者の多いサイトが案件が多いのでオススメです。

クラウドソーシングサイトについて詳しく知りたい方は以下の記事を御覧ください。

クラウドソーシングサイトの活用方法や、Webデザイン案件を受注するコツなどは以下の記事でご紹介しています。

Webデザイナーが案件を受注した後の流れ

僕が未経験からWebデザイナーとして案件を受注したときは、大きな喜びも当然ありましたが、それと同じくらい「案件を受注してから納品するまでの流れがわからない」不安もありました。

すべてが初めての経験だから、「この進め方で合ってるのかな?」って不安になりそう

以下の記事でWeb制作案件を受注した後の流れを紹介しているので、初案件を受注する前にいちど目を通しておくことで、いざ本番!となったときに落ち着いて対応できるでしょう。

事前に準備しておきたいもの

その他にも案件を受注してから「先に準備しておけば良かった!」と焦ったものが以下の4つです。

  1. テストサーバー
  2. ファイルの圧縮・解凍ソフト
  3. チャットソフト(Chatwork・skypeなど)
  4. ファイル共有ソフト(Dropbox)

初案件を受注した直後は緊張感と不安を感じてしまうのは仕方がないので、事前に準備できるものはしておき、余計な工数やストレスを減らしておいた方が安心ですよね!

事前に準備しておきたい物については、以下の2記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

Webデザインの仕事で収入を増やすコツ

いよいよ最終段階の「収入を増やすコツ」についてご説明します。

具体的に行うことは以下の3つ。

  1. WordPressのスキルを身につける
  2. クラウドソーシングでの受注を辞める
  3. Web制作会社に直接営業する(飛び込みでは無いのでご安心を!)

それぞれ解説していきます。

① WordPress(ワードプレス)のスキルを身につける

WordPress(ワードプレス)に対応したWebサイトを作れるようになると、HTML・CSS・Javascriptだけのサイトと比べて報酬単価が高い案件が受注できるようになります。

WordPressとは?
専門知識を持っていない人でもWebサイトの更新やページ作成が行えるようするCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)と呼ばれるソフトウェアの一種。
企業の公式サイトから一般のブログ運営まで幅広く利用されている

WordPressはPHP(ピーエイチピー)というプログラミング言語を使うので、少しだけ取っ付きにくいと感じるかもしれませんが、関連書籍や情報サイトが多いため独学でも習得可能なレベルです。

詳しくは以下の記事で解説しています。

② クラウドソーシングでの受注を辞める

クラウドソーシングでWebサイト制作案件を10件ほどこなした時点で、既にあなたはWebデザイナーと自称して恥ずかしくないほどの経験とスキルを身に着けているでしょう。

※この時点でWordpress案件の受注実績があるとベター。

先述の通り、クラウドソーシングは報酬が安い案件が多く稼ぎづらいため、クラウドソーシングで仕事を探すこと自体を辞めます。

この件については以下の記事で更に詳しく解説しています。

③ Web制作会社に直接営業する

クラウドソーシングの代わりとなるのが、Web制作会社への直営業です。

僕が初めて直営業で受注した案件では、クラウドソーシングで受注する案件と同程度の作業量にも関わらず報酬が5倍ほどで提示され、目ン玉が飛び出そうになりました。

営業やったことないし、不安だなぁ…。

営業と言っても飛び込み営業とは全然違うので安心してください。

やることはWeb制作会社へのメール送信とミーティング(基本的に1回)だけです。

詳しくは以下の記事で解説しているので参考にしてみてください。

まとめ

このページでは未経験からWebデザイナーになる方法について解説してきました。

あなたの新たなチャレンジのきっかけとなれば幸いです。

それでは今回はこの辺で失礼します!