初めてクラウドソーシングサイト等でWeb制作案件を受注した時って、すごく緊張しますよね?
しかもWebデザイナーとしてのお仕事自体が初めてだと、業務の流れもよく分からず、不安が尽きないものです。
ということで、当記事では未経験の人には特にイメージし辛いであろう「Webサイトを作成した後の流れ」について解説していきます。
受け取ったデザインデータ通りにWebサイトを作って「ハイ!お終い!」では無い案件も結構ありますので、事前に予習していきましょうね!
Webサイトが完成したら、確認して貰う方法を確認!
完成したサイトを確認して貰う方法はクライアントと相談して決めます。
私の経験上、以下4つのパターンのどれかで依頼されます。
- メールなどに完成したファイルを添付して送る
- オンラインストレージサービスの共有フォルダへアップロードする
- サーバー(サブディレクトリ)へアップロードする
- サーバー(ルートディレクトリ)へアップロードする
メールなどに完成したファイルを添付して送る
制作したファイルを、メールやSkype、Chatwork等のコミュニケーションツールに添付して送って欲しいというパターンです。
こちらはzipファイル等に圧縮して送付してあげると親切ですね。
制作したサイトで画像や動画のファイルも使用している場合は、コーディングデータの他にそれらを送付するのも忘れずに!
オンラインストレージサービスの共有フォルダへアップロードする
Dropbox等のオンラインストレージサービスの機能を利用し、共有フォルダ内にデータをアップロードするパターン。
案件受注直後などにクライアントから「データのやり取りはDropboxで共有しながら進めたい」とお願いされる事もあります。
その場合はスムーズに対応出来るよう様、事前にアカウント作成等の準備を行っておきましょう。
サーバー(サブディレクトリ)へアップロードする
FTPソフトを使用して、クライアントのサーバー上に新規にフォルダ(フォルダ名:test等)を作成し、作成したフォルダにデータ一式をアップロードするパターン。
制作したデータをルートディレクトリ直下に置くと、サイトへの来訪者に確認前のデータを閲覧されてしまう可能性があります。
また既に対象のサーバーにWebサイトのデータが存在する場合、こちらがコーディングしたファイルを同じ階層にアップする事で、悪影響を及ぼしてしまう事も考えられます。
これらを予防するための方法ですね。
サーバー(ルートディレクトリ)へアップロードする
ページが完成したらそのままルートディレクトリへアップしても良い場合が有ります。新規Webサイト制作案件の場合はこれが多いです。
まだURLを一般に公開していないため、関係者以外にアクセスされる心配が少ない訳ですね。
【報酬確定の時】制作したページが問題無ければ納品!
あなたの制作したページでクライアントから「オーケー!」が出たら、いよいよクラウドソーシングサイトで「納品」する時です!
クラウドソーシングサイトで納品処理
クラウドソーシングサイトで固定報酬制(対:時間単価制)の案件を受けた場合、制作した成果物を「納品」し、クライアントが「検品」した段階で報酬が確定します。
「納品」と言っても、先述の通り既に完成品をファイルで送付 or サーバーへアップし、オーケーを頂いている状態ですので、クラウドソーシングサイト上で【納品】ボタンを押すという作業だけです。
納品ボタンを押す際には「〇〇様公式サイト制作の件について、納品処理を行わせていただきます」などといったメッセージを添えると良いでしょう。
あとはクライアントが【検品】ボタンを押してくれれば
気を付けたい事
案件募集時にクライアントから「ページが完成したらサーバーへアップロードまでお願いします」と依頼されている場合でも、アップロードする前に再度確認するか、一報入れておくのが無難です。
先述の通り、新規サイト案件ではそこまで慎重にならなくても良いかもしれませんが、やはり
という事を念頭に置いて慎重に作業する様にしましょう。