フリーランスになってから約2年が経ちました。贅沢はできないし、税金払うのも一苦労の状態ですが、この道を選んで良かったと心から思っています。
この記事を見てくださっているあなたは、フリーランスになりたい方でしょうか?それとも、すでにフリーランスの方でしょうか?
社会人にとって「仕事」の悩みはつきないですが、自分のこれから先の人生を考えて仕事を選択することで、その悩みは減っていくはず。今回は、会社員を辞めてフリーランスという道を選んだ私の経緯について綴っていきたいと思います。
なんでもいいから会社辞めたい。人に気を遣うのはうんざり
私が「会社辞めたい・・・」と思うようになったのは、社会人3年目のとき。当時の会社の仕事は私に合っていると思っていたし、実際に楽しいと思える瞬間もありました。でも、辞めたいという気持ちが消えないのです。
なんだかモヤモヤする日々が続いたので、一度頭の中を整理することにしました。
- そもそも人付き合いが昔から苦手
- 仕事中の会話や、お昼休みの会話が苦痛
- 定時に帰りづらい雰囲気
- クライアントからの電話対応
- お客様からのクレーム対応
- 社長の怒鳴り声
- 通勤時間が苦痛
- 休みの日も仕事のことを考えてしまい、心が全く休まらない
挙げたらキリがないのですが、大体このようなことを日々思っていたのです。
ここで初めて気づきました。「わたしって、毎日こんな苦痛に耐えていたのか」と。 そもそも、なんで他人のどうでもいい人に気を遣って過ごさなければいけないのかと。
見る人から見たら、ただの甘えにしか思えないかもしれません。でも、人生の大半をこんな気持ちで過ごしたくないと思いました。
この答えに行き着いてから、すぐに上司へ「会社辞めます」と伝え、退職に向けて動くことになります。なんだかんだ辞めるまでには半年以上かかったのですが、それまた別の記事で。
自分の人生を考えてフリーランスの道を決意
会社を辞めると決意してから数日は、「自分がどんな人生を送りたいか」について考えました。なぜなら、やりたい仕事が全くといっていいほど思い浮かばなかったからです。
私が送りたいと思う人生は、こんな感じ。
- 無駄な人付き合いはしない
- 時間すべてを自分のために使う
- ストレスを感じないで過ごす
- 家の中で働く
- 好きな時に起きて、好きな時に寝る
笑ってしまうほど薄い内容ですが、自分の人生で優先したいのは「自分」だということがわかりました。人生一回きり、しかもいつ死ぬかわからないのに、苦痛な時間を過ごすのはどうしても耐えられなかったのです。
そこで選んだのがフリーランスの道。家でできる在宅ワークでした。
とにかく在宅でできる仕事を選んだ【ライティング・データ入力…etc】
在宅ワークを探し始めたわたしですが、どこを見てもライティング、ライティング、ライティング・・・。あとは怪しいよくわからない仕事ばかりでした。(ラインで簡単に30万円稼げる!みたいなやつ)
実は、わたしは文章を書くのが大の苦手でした。大学進学の際には、論文があるからという理由でせっかくの推薦入試を蹴ったくらい。それほど文章作成に抵抗があったのです。
でも、この時のわたしは「家で稼げればなんでもいいや」状態だったので、とりあえずライティングに触れてみることにしました。
①ユーチューブをみて仕事の内容を知る
↓
②文章(WEBライティング)にはコツがあることを知る
↓
③文章作成の経験がなくてもできることを知る
すでにライターとして活躍されているユーチューバーさんの動画をみて、根拠のない自身がついたわたしは、クラウドソーシングサイトというものに登録することになります。
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で不特定多数の人に仕事を依頼、受注する場所のことをいいます。 好きな時間に興味のあるジャンルの仕事をすることができます。
https://mid-works.com/columns/freelance-wordlist/must-know-words/1073771
ネットでライティングの知識を勉強しながら、まずは初心者向けの仕事に応募。最初は1記事書いて300円~500円程しかもらえなかった私ですが、半年ほど経つとまとまった金額を稼げるようになりました。
ただ、ライティングが好きというわけではなかったので、データ入力や写真集めなど、簡単な仕事にも挑戦。今もそんな感じで、月20万円~30万円ほどのバラけた収入で、なんとか生きています。
フリーランス2年目、大変だけど楽しい
紆余曲折ありましたが、2019年現在でフリーランス2年目を迎えました。現在の主な仕事は、まとめさいとの編集や構成・ライティング・データ入力の3つです。
1日の稼働時間は10時間~12時間。会社員のときより長い気もしますが、ストレスはまったくありません。家にずっと居ていいし、好きな時にコーヒーとお菓子が食べられる。人と話す必要はなく、通勤もしなくていいからです。
仕事は楽かといえば楽ではないですが、誰にも邪魔されない人生はとても楽しいです。フリーランスになった今でも土日を休日に設定している私ですが、俗にいう「サザエさん症候群」になることはありません。
サザエさん症候群とは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の、日本における俗称である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%82%B6%E3%82%A8%E3%81%95%E3%82%93%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
しかし人は欲深いもので、今度はもっと働く時間を減らしたいという欲望がでてきました。
いまのわたしの課題は「仕事の単価をあげて、短時間で稼ぐこと」です。
またライティングにかかわらず、情報発信でも稼げるように勉強を続けていきたいと思っています。
フリーランスを検討している方へ
わたしが会社員を辞めてフリーランスになった経緯について、ざっくりと綴ってみました。なにかヒントになることはあったでしょうか?
会社を辞めたい、はたまた今の仕事に悩みがあるなら、ぜひ一度「どんな人生を送りたいか」について考えてみてください。きっと自分に合った働き方が見つかるはずです。
あなたの人生の一助になることを願って、この記事を締めくくります。