ペイントソフトのスポイトツールの様に、ブラウザの画面上に表示されているカラーコードが抽出出来ればいいのに!
そんな方に「ColorPick Eyedropper」というブラウザツールのご紹介です。
機能の説明
まずはざっくり「こんなことが出来るよ~」というのをお伝えします。
と言っても、以下の動画を見て頂くだけでイメージを掴んで頂けると思います。
ColorPick Eyedropperを立ち上げると、以下の赤枠の小窓がブラウザ上に出現します。
(それと同時にマウスカーソルが十字マークに変わります。)
小窓の中に、十字カーソルの中央付近がプレビューされていることがわかるかと思います。
そしてカラーコードが欲しいポイントにカーソルを合わせて左クリック!
たったこれだけでブラウザ上のカラーコードが抽出できる優れものです。
導入方法
10秒で終わります。
まず、対応ブラウザはChromeとFirefoxの2つ。
それぞれ、以下のURLにアクセスして「Chromeに追加」または「Firefoxへ追加」のボタンを押せば導入完了です。
ColorPicker Eyedropper Chrome版
ColorPicker Eyedropper Firefox版
インストールが成功すると、ブラウザの右上に以下のアイコンが追加されます。
ColorPick Eyedropperを立ち上げる時は、このアイコンをクリックします。
便利な設定
普通に使うだけでも便利ですが、もう少しだけ使い勝手を良くしましょう。
クリック後にRGB、HSLも表示する様に設定
抽出する際に、デフォルトだとHexの値しか表示されません。
(プレビューだとRGB、HSLも表示されるのに!)
これをRGB、HSLも表示される様に設定しましょう。すぐ終わります。
ColorPick Eyedropperを起動したら、小窓の下にある設定ボタンをクリック
設定画面が開くので、以下の項目すべてにチェックマークを付けます。
- Show hexadecimal
- Show RGB
- Show HSL
- Show RGB and HSL on page
最後に【Save Options】ボタンを押して完了!
これでHex、RGB、HSL全ての値が取得出来るようになりました。
自動でクリップボードに保存する方法
デフォルトだと抽出された値を手動でコピーする必要があります。
めんどくさいので自動でクリップボードに保存してくれる様に設定しましょう。
設定画面の「Attempt to auto copy value to clipboard」の後にあるドロップダウンリストを表示(デフォルトだとOFFに設定されている箇所です)
表示された中から、取得したい値を選択。
最後に【Save Options】ボタンを押したら完了。
これでわざわざコピーしなくても【Ctrl + V】か、【右クリック⇒貼り付け】で貼り付けられます。
コーダーの人におすすめ!「Perfect Pixel」との併用
実はこのツール、以前ご紹介したPerfect Pixelとの併用も可能です。

既にwebサイトで使用されているデータだけでなく、ブラウザに表示させた画像のカラーコードも取得出来る訳です。
この2つのツールを組み合わせることで、デザインデータを見ながらコーディングをしつつ、必要に応じてデザインデータのカラーコードも取得出来るのです。超便利!
以上、是非お試しあれ!