パナソニック製「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57(2018年9月1日発売)」を購入し、1ヶ月ほど使用しました。
まず結論から言わせていただきますと、買ってよかった!と思える製品ですね。
下記のどれかに当てはまる方には特におすすめです。
- いつでも挽きたての豆の味を楽しみたい
- 毎回安定した味でコーヒーが飲みたい
- コーヒーを淹れるのに費やす時間を短縮したい
私の場合、自分でハンドドリップをしなくてもコーヒーが淹れられる点が本当に助かってます。
ハンドドリップって意外と時間掛かるし、ドリッパーの近くに拘束されてしまうので、仕事や家事をしながら淹れるのが難しいんですよね。。。
あなたはどんな理由でコーヒーメーカーを検討していますか?
「NC-A57-K」を選んだ理由
先述のとおり、私がコーヒーメーカーを欲しくなった一番の理由は、ハンドドリップの時間を短縮したい、という物ですが、それに加え直前に豆を挽いたおいしいコーヒーが毎日飲みたい、という思いもありました。
ミル付きなのでどうしても値は張ると覚悟はしていますが、出来るだけ価格が安くて、評判の良い商品をネットで探しました。するとNC-A57-Kの前のモデルNC-A56-K(2014年10月20日発売)が1万円代後半で購入でき、かつ評判が非常に良さそうでした。
とは言え、2019年7月時点では最新モデルであるNC-A57-Kが市場で出回っている状況でしたので、両機種の違いについて調べました。
- 基本性能は同じ
- NC-A57-Kにはデカフェ豆コースが追加されている
- 筐体の一部の色が違う(NC-A56-K⇒黒、NC-A57-K⇒銀)
2のデカフェ豆コースについて公式サイトによると物足りなさを感じがちなデカフェをコクのあるコーヒーに
とのこと。
デカフェは飲まないけど、評判の良いNC-A56-Kと基本同じなら間違い無いでしょ。
市場価格も大体18,000円から20,000円くらいで変わらないし、NC-A57-Kに決定!
コーヒーの味
肝心のお味についてです。
NC-A57-Kはコーヒーを入れる際に、コース(2種類)とフィルタ(2種類)の組み合わせで、同じ豆でも4通りの味を楽しむことが出来ます。
・コース
マイルドとリッチの2種類。コーヒーを淹れるタイミングで本体ボタンで選択。
・フィルター
粗挽きと中細挽きの2種類付属されてきます。
標準で中細挽きが搭載されていて、切り替える際には、パーツを交換する必要が有ります。
組み合わせによる味の違い(公式サイト引用)
- マイルド×粗挽き
- 渋み少なくマイルドに
- マイルド×中細挽き
- コクと苦味のバランス
- リッチ×粗挽き
- 渋みをおさえ後味良く
- リッチ×中細挽き
- コク、苦味をしっかりと
我が家はフルボディ&苦めのコーヒーが好きなので「リッチ×中細挽き」で淹れています。
以下、ホットで淹れた場合と、アイスで淹れた場合の感想になります。
ホットコーヒー
とてもおいしく淹れられます。
個人差はあると思いますが、私の場合ハンドドリップだと、その日の淹れ方によって同じ豆でも味にムラが出てしまうんですね。同じ豆を使っていても、「むむ、昨日の方がおいしかったかな?」とかある訳です。
でもNC-A57-Kを導入してからは毎回安定しておいしく淹れてくれるので、大満足ですね。
強いて言えば、我が家の場合は分量通りで淹れても少し味が薄く感じてしまうので、例えばコーヒー4杯分淹れたいときは、コーヒー豆を4.5~5杯分に増やす様にして調整しています。
アイスコーヒー
こちらもおいしいです。
しかし、こちらもコーヒー豆とお水を分量通り淹れても、少し薄く感じてしまいます。
(注:我が家が苦め、フルボディ好きというのが大きく影響していると思います。)
アイスコーヒーはコンビニのコーヒーと同じく、出来上がった熱いコーヒー(少量)を氷と混ぜて冷やして飲みますが、取説にもさすがに氷の分量までは記載されていないんですよね。
つまり、ただ単に私が氷を入れすぎの可能性もあります。
いずれにせよ、ホットの時と同じように、コーヒー豆とお水の分量で調整しても、私の場合はあまり変化を実感出来ませんでした。
とは言っても、暑い日にアイスコーヒーをゴクゴク飲みたくなる日も有りますし、その場合だと多少薄いくらいが飲みやすいので、個人的にはマイナスポイントでは無いと感じています。
豆を砕く時の音
体感では掃除機くらいのボリュームかなと思います。まあまあうるさいです。笑
ボタンを押した直後から、「ウオオオォォォン!!!」という高めの音が30秒くらい続きます。
その後しばらく静かになり、5分程したら今度は「ウイィィィィン!」という音が10秒くらい。こっちは最初の音と比べると大分静かです。
集合住宅の場合は、朝や夜は避けた方がいいかもしれませんね。あと赤ちゃんがいるご家庭だと、びっくりして泣いちゃうかも。。。
コーヒー粉を使う場合は上記の音は鳴りませんので、大きな音を立てずに淹れたい場合は、事前にお店で砕いてもらったものを用意しておくのが良いでしょう。
おわりに
コーヒーっておいしいですよね~。
我が家は夫婦2人とも在宅ワーカーですので、ほぼ毎日自宅でコーヒーを淹れて飲みます。
仕事をしながら飲んだり、2人で休憩中に会話をしながら飲んだりと、コーヒー無しの生活は考えられないくらいお世話になっています。
ちなみに私は出来るだけ長く温かいコーヒーを楽しみたいので、タンブラーに入れて作業デスクの上に置いています。朝に淹れたコーヒーが夕方まで温かいのでオススメです!
冒頭でも書きましたが、NC-A57-Kを導入する前はハンドドリップでコーヒーを淹れていました。ドリップしている最中って、コーヒーの香ばしい匂いをダイレクトに感じられて、それはそれで癒しの時間ですよね。
しかし、コーヒーを淹れる為に毎日ドリッパーの前に10分くらい拘束されてしまうのも事実。1日で見ると大した数字では無いけど、年単位で見ると1年で3650分(約61時間)もドリッパーの前に居ることに・・・!
それが無くなると考えただけでも、今回NC-A57-Kを導入して良かったと思っています。
以上、少しでもコーヒーメーカーで迷っている方の参考になれば幸いです。