妻から「会社で働くことが嫌になったから辞める」「在宅フリーランスになる」と言われたときは、さすがに面喰いました。しかし、私のささやかな制止をよそに妻は在宅フリーランスになりました。

そして妻は在職中からクラウドソーシングサイトでライティングのお仕事を受注しつつ勉強し、退職後3ヶ月で月に20万円以上稼ぎ始めました。
今まで「環境のせいだから仕方がない」と諦めていた多くの事が、妻が在宅フリーランスで居てくれることで、実現可能な物へと変わり始めました。
今回の記事では、妻が在宅フリーランスであるメリットについてご紹介したいと思います。
夫の急な転勤でも、妻の勤務形態を変える必要が無い
当時、私はPC周辺機器メーカーで営業マンをしていました。
北は北海道、南は九州まで拠点のある会社でしたが、拠点は各地方の主要都市にしか無く、1人の営業マンで2~3県を担当する体制でした。
そのため、担当者の急な退職や人事異動によって、特定の拠点が人手不足になるパターンが常習化していたのです。
356日、いつ、どこへ転勤の辞令が来ても不自然ではない状態。万が一転勤になると慣れない土地、新たな勤め先での人間関係や業務の覚え直しで、自分自身は当然として、妻に負担を掛けてしまう事も懸念していまいした。
そんな時に救いだったのは、妻が在宅フリーランスで働いていてくれることでした。
在宅フリーランスは勤務時間・場所を選ばないため、職場変更などの負担を掛けずに済むという状況がとてもありがたかったです。
幸い私が前職で勤めていた期間に転勤することは無く、現在は夫である私も在宅ワーカーです。
子育てと仕事の両立がしやすい
共働きでどちらの地元からも離れて暮らしており、頼れる身内が近場に居ない場合だと、二人が働いている間にお子さんの面倒が見られないという場面に頭を悩ませる事が有るでしょう。
その場合でも妻が自宅に居てくれることで、子供のお世話をしながらお仕事が継続出来る環境になるのです。
もちろん、大変な子育てとの両立ですので、妻の収入は若干減ってしまうことと思います。
しかし、「家に帰るとお母さんが待っている」という環境を子供に与えられますし、幼稚園や学校で何か有った場合でも、すぐに駆け付けられるというメリットは見逃せません。
妻が活き活きとしている
会社に勤めていた頃の妻は、苦手な朝の早起きや職場の人間関係、クライアントからの電話対応などで疲れていました。土日もふと、モヤモヤとした表情をする瞬間がありました。
退職しフリーランスになってからは、「最低でも月に20万円は稼ぐ」と朝から晩までライティングのお仕事をする様になりました。

はた目から見ても、会社に勤めていた時より明らかに実働時間が増えているのですが、それ以上に、本人が楽しそうに毎日働いているのが見て取れました。
話を聞くと、やはり会社勤めが心の底から苦痛だったらしく、それと比べると余裕なのだそうです。
夫の私としても、妻の機嫌が良い方が生活しやすいのでありがたいのです。(笑)
ちなみに、現在も妻は毎月コンスタントに20万円以上を稼いでいますが、始めたての頃よりも高単価の案件を頂けており、実働時間は減ってきている様です。
家に居てくれる安心感
子育ての項でも似た内容を書きましたが、基本的に自宅に居てくれるという安心感があります。
私が会社員だったころは、仕事が終わり帰宅すると、妻が家で夕食を作って待っていてくれたり、出社後に「もしかして俺、テーブルの上に財布置いたままだった??」と電話で聞くと「そうだ」と言って会社まで車で届けに来てくれたり、こうして書くと本当に助けられています。
こんな事を書いていると「私のことを何だと思っている」と言われそうなのでこの辺にしておきましょう。(笑)
おわりに
今回の記事では、妻が在宅フリーランスであるメリットについて書いてきました。
どぎぶろ(当サイト)では、私たちフリーランス夫婦山口家が、日常や在宅ワーク、脱サラなどについての記事を公開しています。本記事内でご紹介した妻の脱サラエピソードや、収入アップまでの軌跡も別途公開していますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
